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| 仏教芸術(n.306) | ||
| 作者 | 仏教芸術学会 (著) |
|---|---|
| 卷期 | n.306 (總號=n.306) |
| 出版日期 | 2009.09.29 |
| 頁次 | 112 |
| 出版者 | 毎日新聞社 |
| 出版者網址 | http://www.mainichi.co.jp/ |
| 出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
| 資料類型 | 書籍=Book |
| 使用語言 | 日文=Japanese |
| 摘要 | 東洋美術と考古学の研究史。斯界の泰斗から気鋭の研究者、さらには若き学研の徒まで、毎号多彩な執筆陣が筆を振るう。今号は仏教彫刻の造像に関し、その背景にあるものの姿を解明する研究論文2編と東大寺法華堂の不空羂索観音像をめぐる新知見を紹介します。 「兵庫・浄土寺菩薩面の制作者と造像背景──快慶・迎講・生身信仰──」 (古幡昇子・昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科助手) 兵庫・浄土寺の菩薩面を題材に、快慶を中心とするいわゆる慶派の作家群の個性に迫る。菩薩面と様々な仏像の面部や仏画の顔の描写などの比較をはじめ、表情豊かな菩薩面の綿密な作品検討と迎講や生身信仰の考察から制作者のみならず、その制作の背景をも次第に明らかにしていく意欲的な試み。 「東大寺復興造営における大仏光背と中門二天像──東大寺巨大木彫群 造像の背景──」(赤川一博・奈良県立美術館学芸課長) 興福寺の復興造像に関わった各派の仏師による造仏担当の経緯をたどり、後白河院、氏長者家、寺家などの権力構造と仏師の立場からの院尊の高い地位を再確認、大仏頭部の原型作者を院尊とする想定につなげる。さらに大仏光背の復興が天皇家に関わるのに対し、大仏を囲む四天王の方は武家の棟梁の座にふさわしいものであり、脇侍・四天王造立にこだわった源頼朝の妥協の産物として中門二天の造立が急ぎ行われたとする。東大寺復興時の頼朝の立場を解き明かしながら、造像という行為と時の権力との関係を探る。 「東大寺法華堂八角二重壇小考」(奥 健夫・文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官) 東大寺法華堂不空羂索観音像の修理時、光背を移動した際の知見を踏まえ図像の光背位置の引下げの事情を考察。光背下端に痕跡がないことや、八角二重須弥壇の下段上に残る八角台座をおいた痕跡が、日光・月光、戒壇院内天王像の台座底面輪郭に一致すると指摘。当面別の本尊を安置していた法華堂に、光背・台座付きの不空羂索観音を迎え、「不空羂索神変真言経」の所説に応じた八角宝座を設置した時に、宝蓋との関係で光背下端を受けていた別財製の基部を撤去して光背位置を引下げたとの推論を展開する。法華堂の当初の本尊は何であったかなど、今後の研究への新たな導入口となる論考。 |
| ISBN | 9784620903163 (平) |
| 點閱次數 | 413 |
| 建檔日期 | 2010.02.05 |
| 更新日期 | 2022.03.18 |
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