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| 仏教芸術 (n.307) | ||
| 作者 | 仏教芸術学会 (著) ; 仏教芸術学会 (編) |
|---|---|
| 卷期 | n.307 (總號=n.307) |
| 出版日期 | 2009.12.01 |
| 頁次 | 132 |
| 出版者 | 毎日新聞社 |
| 出版者網址 | http://www.mainichi.co.jp/ |
| 出版地 | 東京, 日本 [Tokyo, Japan] |
| 資料類型 | 書籍=Book |
| 使用語言 | 日文=Japanese |
| 摘要 | 本年は7年に一度の前立本尊の御開帳で、信州の善光寺には多く参詣者集まった。中世以来の善光寺信仰の隆盛を物語る善光寺式如来像については近年、これまで積み重ねてきた形式分類に立脚、作例の増加もあって研究の著しい進展を見せている。本号は「善光寺如来」と題し、これらをめぐるさまざまの視点からの論考を収め特集とした。 「中国南朝造像に関する覚書──善光寺本尊像の源流を求めて──」(藤岡 穣・大阪大学大学院文学研究科教授) 秘仏である信州善光寺本尊像の想定される姿の源流を中国南朝造像に探る試み。中国南朝造像の作風の特色を、メコン・デルタ出土の金銅仏などを援用しながら抽出し、山東・百済・日本の遺品についてもその流伝の可能性を探る。 善光寺信仰とその造像をめぐって」(武笠 朗・実践女子大学教授) 法隆寺の本願である聖徳太子が阿弥陀信仰を持っていたことを主張する意図があったとし、背景に太子と善光寺を結ぶ念仏者の存在を想定する。鎌倉大仏についても善光寺信仰を踏まえて造像された可能性を考える。善光寺信仰が模像だけでなく、別の形で阿弥陀の造形に影響を与えたとし、13世紀前半における善光寺信仰の普及の問題を論じる。 「高清水善光寺阿弥陀如来像と中世の生身観」(長岡龍作・東北大学大学院文学研究科教授) 奥州善光寺と呼ばれる高清水の如来堂に存在する阿弥陀如来像を、中世の生身観との関わりのなかにみる。鎌倉時代に成立した、報身の阿弥陀が生身の阿弥陀として現世にあらわれたとする思想の反映の上に本像の意義を説く。さらに本像の顔面に残された鋳造時の焼爛れあとに、本像が当初からもつ身代り阿弥陀としての性格をみる。高清水の景観と本像の置かれた場所との関係にも触れ、造像にあらわれた現象を仏教思想の展開の面から読み解く。 「根津美術館蔵善光寺如来縁起絵」(内田啓一・昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科教授) 根津美術館蔵『善光寺如来像縁起絵』について、その特徴と制作背景を論じる。画風から14世紀初頭の制作と判定し、一幅中に大きく描き出された三尊が模刻の金銅仏と同じ法量であることを指摘、画面から三国伝来、女人救済、生身など当時の善光寺如来信仰のあり方を読み取り、画風の上では宋風と大和絵の描法の描き分けに注目する。 「善光寺式阿弥陀および脇侍像現存作例一覧概要」(古幡昇子・昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科助手) 北は北海道、南は鹿児島県に至る各地、さらには海外の遺品まで、銅造、木造、石造、鉄造、画像、板碑や錫杖も含む累計615の作例を一覧に網羅。備考・出典の記載とともに善光寺式如来研究のための貴重な資料とした。 |
| ISBN | 9784620903170 (平) |
| 點閱次數 | 440 |
| 建檔日期 | 2010.02.05 |
| 更新日期 | 2022.03.18 |
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